アコースティック&ロックンロールバンド「勝ち猫」
「新世紀ロックンロール」突然の活動休止
「21世紀のロックンロールは見世物だ!!」と叫び、我こそは「新世紀ロックンロール劇場」だと公言していたバンド「勝ち猫」は突如として2019年末に活動を停止することになった。
2019年10月に開催された兵庫県阪神地区にて最大規模の野外音楽イベント「宝塚音楽回廊」の出演が決まり士気が高まるギター中村、ベースだいちゃん、カホンちゃみおの3人。
あと2週間でイベント、というタイミングで元ボーカルのジョニイが突然の引退宣言。
「別に音楽とかやりたいわけじゃなかった。数年前から辞めたかった。しかたなくやっていた。」
ジョニイの告白。静まり返るメンバー。スタジオの換気扇の音がやけに耳に残る。
そこから何度かのミーティングを経て、
2019年12月21日の自主ライブをもって活動を終えるということが決まる。
メンバーそれぞれが、それぞれの想いで「宝塚音楽回廊」と「12月のラストライブ」のステージ立った。
そして、ジョニイは「勝ち猫」から去った。

勝ち猫のLINEグループから抜けたジョニイ氏
新バンド「捨て猫」として
2020年1月8日、宝塚レインボースタジオにて中村、だいちゃん、ちゃみおの3人で今後のミーティングが行われた。
これからバンドとしてどうしていくのか。音源をどうしていくのか。
数回の話し合いを経て、まずはお世話になった人たちに挨拶まわりのライブをすることが決まる。
そして、バンド名をどうするかだ。
「勝ち猫」でいくのか、他の名前にするのか。
そこで誰かが言った。「捨て猫」と。
僕ら3人が捨てられたわけじゃないけど、そこはネタの意味を込めて「捨て猫」で満場一致。
「ジョニイの勝ち猫」とは違う面を見せていくという思いもあり「勝ち猫」とは違う名前にした。
そして待ちに待った「捨て猫」初ライブ。
ロックと哀愁を持ち合わせた「君の泣いた目は綺麗」「雑音」「すべての大人たちへ」の愛三部作を披露し、
観客の何人かをドン引きさせることに成功。強烈なインパクトを残し初ライブを終えた。

初ライブに緊張する3人。
アコースティック&ロックンロールバンド「勝ち猫」
「捨て猫」として活動した2020年。ライブを見たお客さんからありがたいお言葉をいくつかいただいた。
- 3ピースバンドとして評判上々
- 一部の濃厚すぎる曲に対してお客さんが胸やけする
- 「捨て猫」という名前の連想イメージがよくない
- 「勝ち猫」の曲もやれ
貴重なご意見を大事にするバンドです。
正直、ジョニイの「勝ち猫」とは違うバンドを見せる、だとかそういう思いがありましたが、1年やってみて気づいたんですよ。
そんな思い、しょうもないなって。
僕らは僕らの音楽をやるだけだってことに。
そして我々は2021年からバンド名を「勝ち猫」に戻して活動を再開させるのであった。
ラインナップも中村が原曲を作った「サタデーオールナイト」「一生懸命」「あっぱれ」を再アレンジ。ご機嫌なナンバーを中心にお届けするようになりました。
もちろん、そこには新曲「捨て猫のロックンロール」「麻婆麺」も用意しています。
気持ち新たにご機嫌でカッコいいアコースティック&ロックンロールバンド「勝ち猫」として活動してまいりますので、どうぞご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

だいちゃん、ちゃみお、中村将典
メンバー紹介
ギター 中村将典
1982年10月9日生/兵庫県伊丹市出身/既婚
[Facebook]、[Twitter]、[Instagram]カホン ちゃみお
1982年10月26日生/兵庫県伊丹市出身/既婚
[Facebook]、[Twitter]、[Instagram]ベース だいちゃん
1983年2月23日生/兵庫県宝塚市出身/既婚/レインボースタジオ店長
[Facebook]、[Twitter]、[Instagram]
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