【ライブレポ】トルコ東京 井野ケイゴの「My Favorite Chings」

5月7日(日)に行われたトルコ東京 井野ケイゴの「My Favorite Chings」。ジョニイの愛弟子である井野ケイゴが企画したブッキングイベント。ジョニイと井野ケイゴの師弟関係が巻き起こす悲喜劇の幕が上がる。無事、無傷で生還できるものはいるのか。その真相や如何に。

イベント開始前

ジョニイTシャツ

これから巻き起こる井野の悲劇を前に、下ろし立てのTシャツを着て上機嫌のジョニイ。自身の名前をプリントしたTシャツで現場入り。Tシャツの販売希望の方はぜひジョニイまで!

何のポーズなのか気になって昼も眠れません。

Tシャツにサンペンダー姿を見ていると、なぜだかフレディーマーキュリーが脳裏に浮かぶ。

フライヤーからの変更点 その1:井野、東京から難なく凱旋

前日まで東京3Daysのライブを行っていた井野ケイゴ。GW最終日の大渋滞に巻き込まれて帰ってこれないだろうという満場一致の欠席予想を軽やかに裏切り、オープン2時間前に登場。

フライヤーには「井野不在」と書いるわけで、井野不在を狙ってご来場されたお客様には謹んでお詫び申し上げます。井野、レインボーで歌います。欠席ではございません。さすがに長距離を一人で運転してきただけあってやや疲れた様子でありますが、品質には問題ありません。

なお、井野ケイゴの東京土産はございませんでした。

フライヤーのから変更点 その2:宇治達也さん、欠席

諸事情によりご欠席となりました。宇治さん目当てでご来場されたお客様には謹んでお詫び申し上げます。宇治さんの代わりに井野ケイゴが歌います。歌わせます。

イベント開始

勝ち猫→カルロス→井野ケイゴという順に演奏をすることになり、まずは先陣、勝ち猫の演奏でございます。

1組目:勝ち猫

演奏に先立ち、井野ケイゴより勝ち猫メンバー紹介が行われました。

以下、井野ケイゴ本人が考えた紹介文でございます(紹介文のクレームは井野ケイゴまで)。

ジョニイ・アバンギャルド

井野ケイゴ
師と仰ぐ男
浪速のニヤケ眼鏡 ジョニイ
井野桂吾が、関西で歌を歌えるのはジョニイの子分についたから。
虎の威を借る狐と世間から後ろ指さされる井野を励ましたのは、師匠の「オレはお前を好きで子分に選んだんじゃねぇ、オレの鼓動(ビート)がお前の音色(トーン)に惚れちまっただけさ」という言葉でした。
今日もたったひとりの子分に「人生」を諭す為に歌います。

中村将典

井野ケイゴ
兄貴分
血みどろの暴力大将 中村まさのり
オレの弟に手を出す奴は許さねえ。
そうやって血の海に沈められた人は数知れず。
猫科最強の猛獣、奴は猫を被ったライオンだと恐れられ、弟分の為ならと殺戮と蹂躙を繰り返してきた男。
今日も弟分を守る為、力いっぱい奏でられるギターをお聴きください。

だいちゃん

井野ケイゴ
セッ○スフレンド
和多々谷大輔
勝ち猫のヤリマンベースこと和多々々谷大輔は語る。
「井野くんに対する愛は、勝ち猫に対する罪悪感を超えてんねん。わて、自分に嘘はつきとうないねん!」
みなさん、真実の愛が奏でるベースラインを今日もご堪能ください。

ちゃみお

井野ケイゴ
尊師
エロスの情報処理技術者 ちゃみお先生
虜にした女性の数だけTシャツに溶けたアイスキャンディーを刻むちゃみお先生の教えを乞う者は、井野桂吾の他にも数多く存在する。
「女はアイスキャンディーやねん。どんなに冷たくされても、わいが舌で転がしたらちゃーんととろけよんねん。」
「井野、お前が舐めとんのは合成甘味料みたいな女や。お前はまだホンマもんの蜜の味を知らんねん。」
崇高な言葉刻み、繊細なリズムを刻む先生のカホン、本日もみなさんの胸に大きく響くことでしょう。

井野ケイゴのありがたいメンバー紹介に不敵な笑みを浮かべる勝ち猫一同。実は、勝ち猫はこのライブで井野ケイゴの公開事情聴取を目論んでいた。個人的にするのではなく、SNSよろしく、ステージに上げて公衆の面前での前代未聞の調書計画。そうとも知らず、意気揚々と紹介する井野ケイゴであった。

ライブ後半、「ごめんなさい」の演奏を終えて、ジョニイが語り始めた。

ジョニイ
いや、今日はこんなんじゃ、謝罪し足りひんな。
全然足りてない。
この曲は心からのごめんなさいを言う曲やのに謝罪が足りてない。
おれらには足りない。

しばし、間を空けて。

ジョニイ
じゃあ、井野くん!
君の謝罪、聞きたいな!
井野くんの謝罪を聞きたい!
東京からわざわざ帰ってきたのにオープンマイクの日になったことを謝罪してほしい!
井野ケイゴ
うっ!!!

こうして井野ケイゴを壇上に上げて、公開事情聴取が行われた。ジョニイ、もとい浪速のニヤケ眼鏡による追求という名の愛の鞭に窮する井野ケイゴ。

井野ケイゴから「ごめんなさい」という言葉が出たところで、これにて勝ち猫の演奏終了となりました。

2組目:カルロス

演奏に先立ち、井野ケイゴよりカルロス(左)の紹介が行われました。

以下、井野ケイゴ本人が考えた紹介文でございます(紹介文のクレームは井野ケイゴまで)。

井野ケイゴ
井野桂吾を師と仰ぐ男
東京かぶれのニヤケ眼鏡カルロス
井野桂吾を愛して始めたギター。
井野桂吾を真似してかけた眼鏡。
井野桂吾を求めてやってきた宝塚。
関東と関西、遠距離のもどかしさ、2年という月日が生んだカルロスのラブソング。
今日も井野桂吾に歌います。

ギターを弾くのがカルロスです。

カルロス
https://carlos-with-you.jimdo.com/

15歳のとき父親のアコースティックギターに雷を打たれギターの弾き語りをはじめる。
その後、映画「Back to the future」のマーティに影響されギタリストを目指す。
ブルース、ファンク、ソウル、レゲエなどあらゆるジャンルを聞き出しバンドを組む日々。
2014年東京に上京。”カルロス”はtoshikiのソロプロジェクト。
自分にしか出せない音楽を追求し小さなバーなどで演奏している。
(ホームページより引用)

カルロスのサポートドラマーは岡本丸丸丸(ガンガン丸)です。

岡本丸丸丸(ガンガン丸)

1992/9/23生まれ。生まれも育ちも葛飾柴又
顔がかなり濃いが下町育ちの江戸っ子。
大学時3年の冬に教員を目指していたが、ひょんな事から杉山章二丸氏と出会い、
ドラムをやった事も無いのに俺の弟子と言われるようになり、
章二丸の丸をもらい岡本丸丸丸(ガンガン丸)と名乗り、ドラムを始めた。

章二丸氏のローディーで地方等について行くと、
多くの食事を与えられ、その食べっぷりから今では
多くのアーティスト、お客さんから食べ物を頂くようになった。
それ故、ドラムを始めた当初より10キロ以上太る。
(LIVE SPACE「
THE SHOJIMARU」のホームページより引用)

東京からやってきたカルロスの心地良い音楽が沁みます。お二人は翌日に予定があるとのことで、ライブ終了後に車で東京へと帰りました。遠路はるばる、東京よりここ宝塚レインボースタジオに来ていただき、ありがとうございます。またご一緒できる日を楽しみにしております。

3組目:井野ケイゴ

ステージにあがれば、東京からの長旅の疲れもふっとび、井野ケイゴ全開のライブが行われました。

ライブ終了後

談話室を覗いてみると職員室さながら進路指導が行われており、迷える子羊の井野ケイゴと彼をやさしく諭すジョニイの姿があった。がんばれ井野!負けるな井野!

素敵な師弟関係に乾杯。


勝ち猫の【ライブ情報】はこちらをチェック!
http://kachineko.jp/event-schedule/

今世紀最高のCDと称される【勝ち猫 1st 5曲入りミニアルバム『勝ち猫』】発売中!
http://kachineko.jp/discography/

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